
ディーラー画面の表示情報をもとに、カスタムカー「MIDNIGHT ROSE」を指定構成で解説します。
① MIDNIGHT ROSEってどんな車?(概要)
「MIDNIGHT ROSE」は、深いパープル基調に薔薇モチーフのグラフィックを纏った、艶っぽさ全振りのグラマラス系カスタムカーです。フロントは大開口のバンパーで迫力を出しつつ、リアは大型ウイングで“走る気”を主張。見た目は美しいのに中身はガチ、というギャップがキャラになっています。
日産 フェアレディZ(Z34)がベースと見る根拠はかなり強いです。ゲーム内のV6自然吸気3,696cc、全幅1,845mm、全高1,315mmはZ34の公式諸元と一致します。全長だけゲーム4,260mmに対し初期Z34は4,250mmで10mm長く、カスタムエアロ分と考えると自然ですが、具体的な外装部品による差かどうかまでは公式資料では確認できません。
3,696cc・全幅1,845mm・全高1,315mmはZ34と一致
2008年12月に登場したZ34型フェアレディZは、3.7L V6自然吸気のVQ37VHRを搭載するFRスポーツカーだ。初期Version ST 6MTの公式諸元は全長4,250mm、全幅1,845mm、全高1,315mm、総排気量3,696cc。MIDNIGHT ROSEは全幅・全高・排気量が一致し、全長のみ4,260mmと10mm長い。
この10mm差はカスタムバンパーやリップを持つゲーム車として不自然ではない。ただし、どの部品が全長差を生んでいるかまではゲーム公式情報から確認できないため、ボディベースはZ34と判断しつつ、外装寸法差の原因は断定しない。
標準Z34は336PS。ゲーム360PSはVersion NISMOより少し強い程度
初期Z34のVQ37VHRは336PS/7,000rpm、37.2kgf・m/5,200rpm。ゲーム内MIDNIGHT ROSEは360PS/6,800rpm、39kgm/5,200rpmなので、排気量や自然吸気という基本構成を変えず、出力とトルクを軽く上乗せした設定になっている。
さらに2009年のフェアレディZ Version NISMOは、専用チューニングされたVQ37VHRで355PS、38.1kgf・mを発生した。MIDNIGHT ROSEはそこからわずか5PS・0.9kgm上なので、これまでのCUSTOMIZED CARに多かったエンジンスワップ級の怪物仕様ではなく、「Z34 NISMO級を少し上回る自然吸気チューン」と考える方が現実味がある。
車重1,471kgは初期Version ST 6MTより約49kg軽い
初期Z34 Version ST 6MTの車両重量は1,520kg。ゲーム内MIDNIGHT ROSEは1,471kgなので約49kg軽い。大幅なパワーアップより、吸排気・ECUの微調整と軽量化、足まわり、エアロをまとめて仕立てたカスタムという見方がしやすい。
ただし49kgをどこで削ったのかはゲーム内表示からは分からない。シート、排気系、ホイール、内装、外板など候補はあるが、具体的な軽量化部位をMIDNIGHT ROSEの確定仕様として扱うべきではない。
Z34には競技専用NISMO RCも存在。2014・2015年スーパー耐久ST-3王者
Z34の実車史では、NISMOが2011年に発売した競技専用車「NISSAN FAIRLADY Z NISMO RC」も重要だ。市販Z34をベースにスリックタイヤ対応、軽量化、安全装備、専用サスペンションやレース用ブレーキを組み込み、VQ37VHRは355PS以上・38.1kgm以上へ調整されていた。
NISMOの公式史では、このZ34 NISMO RCは2014年にスーパー耐久ST-3クラスのシリーズランキング1位から4位までを独占し、2015年もチャンピオンを獲得している。
もちろんNISMO RCは競技専用車で、市販Z34やMIDNIGHT ROSEそのものではない。整理すると、市販Z34=336PS、Version NISMO=355PS、NISMO RC=355PS以上の競技専用車、MIDNIGHT ROSE=360PSの架空ストリートカスタム。近い数字でも役割は別なので、戦績をゲーム車へ直接帰属させないことが重要だ。
② スクショからスペック文字起こし(公式表示)
車両名
MIDNIGHT ROSE
基本情報
- メーカー:CUSTOMIZED CAR
- 駆動方式:FR
- 価格(単位CP):11,700,000 CP
エンジン
- 型式:V6
- 吸気方式:自然吸気
- 総排気量:3,696 cc
エンジンスペック
- 最高出力:360 ps / 6,800 rpm
- 最大トルク:39 kgm / 5,200 rpm
車体情報
- スピード指数:393.16
- 全高:1,315 mm
- 全幅:1,845 mm
- 全長:4,260 mm
- 重量:1,471 kg
③ ゲーム内での性能
結論:MIDNIGHT ROSEは、V6 NAの伸びとFRらしい旋回で“高速域まで気持ちよく引っぱる”タイプです。
強み
- 最高出力360psで、高回転まで回して稼ぐ加速が得意
- スピード指数393.16で、直線番長寄りの伸びが期待できる
- FRなので、荷重移動が決まるとコーナー脱出が速い
弱み(出やすいクセ)
- NAらしく、低回転の“蹴り”はターボ勢ほど派手ではない
- FRらしく、立ち上がりで踏みすぎるとリアが動きやすい(特に高速コーナー)
- 全幅1,845mmでサイズ感があるため、ライン取りが雑だとロスが出やすい
おすすめの乗り方
- 回転を落とさず中〜高回転をキープして加速をつなぐ
- コーナーは早めに向きを作って、立ち上がりは丁寧に踏み増す
- 直線の長い区間は伸びを活かして前に出る展開が得意
④ 実車で可能なカスタムか?
結論:かなり現実的。ゲーム内の3,696cc自然吸気360PS/39kgmは、初期Z34の336PS/37.2kgmやVersion NISMOの355PS/38.1kgmに近く、エンジンスワップ級の改造を前提にしなくても方向性は再現しやすいです。ただしゲーム内の具体的なECU、排気系、内部加工、軽量化部位は未確認です。
- 吸排気:高効率エアクリーナー、スポーツ触媒、マフラー交換
- ECU:360PSはVersion NISMO 355PSに近いため、現車合わせで吸排気と燃調・点火を最適化する方向は現実的。ただしMIDNIGHT ROSE固有のECU設定値や内部加工は公式未確認
- 足まわり:車高調、アライメント最適化(キャンバー・トー)
- LSD:機械式LSDで立ち上がりのトラクションを安定化
- ブレーキ:パッド・フルード強化、必要に応じてビッグキャリパー化
- 冷却:ラジエーター強化、オイルクーラー追加(連続高負荷対策)
- 空力・外装:フロントバンパー/リップ、サイド、リアウイング、ホイール変更、ラッピング(薔薇グラフィック再現)
⑤ まとめ
- 「MIDNIGHT ROSE」は薔薇モチーフ×パープルの艶系カスタムで存在感が強い
- FR×V6 NA 3,696ccで、高回転まで回して伸ばすキャラクター
- 360ps / 39kgmのパワーで、直線もコーナーも“気持ちよさ”重視
- 価格は11,700,000 CPで、高性能枠のプレミア感がある
- 実車でも吸排気・ECU・足・LSD・空力の王道メニューで再現は現実的