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トヨタ マークX 350RDS(GRX133)’16|3.5L V6とAVSの後期型FRセダン

マークX 350RDSは、2016年11月のマイナーチェンジで加わった後期型の3.5L FRセダンです。2GR-FSEの318PSに6速ATを組み合わせ、RDS専用の内装とAVSを標準装備。派手なスポーツセダンというより、毎日使える4ドアに自然吸気V6の余裕を残した仕様です。

基本スペック(350RDS・2016年11月)

項目仕様
型式DBA-GRX133-AETTH
発売時価格3,850,200円
エンジン2GR-FSE V型6気筒DOHC
総排気量3,456cc
ボア×ストローク94.0×83.0mm
圧縮比11.8
最高出力318PS / 6,400rpm
最大トルク38.7kgf・m(380N・m)/ 4,800rpm
燃料噴射D-4S(筒内直噴+ポート噴射)
トランスミッション6 Super ECT(6速AT)・パドルシフト
駆動方式FR
車両重量1,560kg(ムーンルーフ装着車を除く)
全長×全幅×全高4,770×1,795×1,435mm
ホイールベース2,850mm
タイヤ前後 235/45R18 94W
燃料無鉛プレミアムガソリン(タンク71L)
前後サスペンションダブルウィッシュボーン/マルチリンク

2GR-FSEは、回して使う余裕のあるV6

2GR-FSEは3.5Lの自然吸気V6。318PSを6,400rpm、最大トルク380N・mを4,800rpmで発生します。数字だけなら大出力ですが、ターボのように低い回転から一気に最大トルクを出す特性ではありません。アクセルを踏み増したときに回転と一緒に力が伸びる、NAらしい出方です。6速ATはシーケンシャル操作とパドルシフトに対応します。

燃料供給はD-4Sで、筒内直噴とポート噴射を併用する方式です。トヨタの主要諸元表では無鉛プレミアムガソリン指定。レギュラーも使えるものの、エンジン性能を十分に発揮できないと注記されています。燃費はJC08モードで10.0km/L。試験値なので、現在の個体の実燃費とは分けて考えましょう。

RDSは内装と足まわりも専用

RDSは「Rakish Dynamic Sports」の略。2016年の改良では、350RDSと250RDSにアルカンターラのシート表皮、黒×赤または黒×白の内装、ブロックデコのインテリアパネルを採用しました。350RDSには18インチアルミ、パドルシフト、アルミペダルも標準です。250RDSと共通する意匠はありますが、エンジンや排気量、価格は別なので、車名だけで一括りにはできません。

350RDSは減衰力を電子制御するAVSも標準装備。前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクの基本レイアウトに、AVSを組み合わせています。2016年改良では溶接スポット打点の追加や構造用接着剤でボディ接合剛性を高め、前後サスペンションも調整。新しい顔つきだけで終わらせず、応答性や乗り心地にも手を入れた改良でした。

なお350RDSは通常の6速AT車です。2019年に発売された350台限定のマークX GRMNは、350RDSをベースに専用の6速MTや足まわりを組み込んだ別モデル。GRMNの装備を350RDSの標準仕様として扱わないよう注意してください。

中古車で見ておきたいところ

まず車検証でGRX133を確認し、2.5LのGRX130や4WD車と取り違えないこと。次にAVSの警告表示や走行時の異音、足まわりの交換歴を確認します。18インチタイヤは4本の銘柄・サイズ・製造年が揃っているかも見てください。改造車なら、車高調やホイールの銘柄だけでなく、純正部品と取付記録が残っているかが後の整備で効いてきます。

6速ATは試乗して変速のつながりを確かめ、オイル交換などの記録も確認したいところです。ここでは特定の持病を断定せず、年式と走行距離に応じた現車確認を勧めます。スポーツセダンとしては車重1,560kg。軽さを期待するより、V6の余裕と4ドアの使いやすさが自分の用途に合うかで選ぶ車です。

中古で買うなら、いくら?(2026年10月調査)

国内の中古車情報を2026年10月24~25日に調べました。金額は販売店の掲載価格で、売却時の買取額とは異なります。

GRX133マークX 350RDSの掲載例は、2018年式・支払総額228.8万円でした。2016年式限定の平均ではなく、2.5Lの250系やGR SPORTの価格も含みません。1件の掲載例なので、市場全体の相場幅を示す数字ではありません。

価格を調べたページ:カーセンサー:調査対象の掲載情報

参考資料

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