
首都高バトルPC版のカスタムカー枠にいるWHITE FAIRYは、白い北米クーペ風ボディにピンク系グラフィックを組み合わせた1台です。外部車両コードDK4Aと車体寸法の照合から、ベースは三菱エクリプス GT(DK4A)と確認できます。
中身はV6・自然吸気・3,827ccという分かりやすい“排気量で押す”タイプ。ターボの暴力じゃなく、踏んだ分だけ素直に伸びる高速クルーザー寄りの性格です。
ベースのエクリプスは、最初から北米で育った三菱スポーツだった
WHITE FAIRYのベースであるEclipseを、日本のランエボやGTOと同じ文脈だけで見ると少し分かりにくい。Eclipseは1985年に三菱とクライスラーの合弁で設立されたDiamond Star Motors(DSM)を背景に生まれ、1988年から米国イリノイ工場で生産された北米育ちのスポーツクーペだ。日本では1990年から輸入販売された。
つまりEclipseという車名そのものが、最初から北米市場の嗜好を強く受けて育ってきた。4代目DK4Aが大排気量V6・FFという構成なのも、ランエボ的な日本のハイテク4WDスポーツへ戻るより、アメリカで分かりやすく楽しめるスペシャルティクーペを目指した結果と見る方が自然だ。
2005年の4代目GTは3.8L V6 MIVEC+6MT。WHITE FAIRYはかなり実車寄り
4代目Eclipse GTは2005年に北米で発売され、3.8L V6の6G75 MIVECを搭載。北米仕様は263hp、260lb-ftで、6速MTを標準設定し、5速Sportronic ATも用意された。
ゲーム内WHITE FAIRYは3,827cc、278ps、36kgm、FF。排気量と駆動方式は実車GTの3.8L V6 FFとほぼ同じ方向で、出力だけ少し上乗せされたような設定になっている。カスタムカー枠としては、エンジンスワップや駆動方式変更を伴う極端な仕様ではなく、ベース車の性格をそのまま磨いたタイプと考えやすい。
この車はレース伝説より、“北米クーペ文化”の背景を知る方が面白い
4代目Eclipse GTには、GT-Rやランサーエボリューションのように当該型式を代表する世界選手権タイトルを無理に結び付ける必要はない。歴史的な面白さは、北米現地生産から始まったEclipseという車名が、2000年代半ばには3.8L V6の大柄なFFクーペへ進化したことにある。
WHITE FAIRYの白いボディと優雅なグラフィック、大排気量NAで滑らかに伸びる性格は、その北米スペシャルティクーペらしさと相性がいい。ゲーム内の架空カスタムと実車史を分けて見ると、この車の“妙に現実味がある”理由がさらに分かりやすくなる。
① WHITE FAIRYってどんな車?(概要)
キャラクター
- V6 NA × 大排気量で、回して伸ばすというより“余裕で加速していく”タイプ
- FFなので、立ち上がりでは前輪の舵と駆動を両立させる丁寧なアクセル操作が重要
- 派手な空力や戦闘的エアロより、クーペらしい落ち着いた速さが売り
見た目の印象
- 白ボディにピンク系のグラフィックで、名前通り“妖精”っぽい優雅さ
- ただし中身は3.8L級のV6なので、ギャップが良い(優雅な顔してパワーは太い)
② スクショからスペック文字起こし(公式表示)
車両名
WHITE FAIRY
基本情報
- メーカー:CUSTOMIZED CAR
- 駆動方式:FF
- 価格:9,000,000 CP
エンジン
- エンジン型式:V6
- 吸気方式:自然吸気
- 総排気量:3,827 cc
エンジンスペック
- 最高出力:278 ps / 5,750 rpm
- 最大トルク:36 kgm / 4,500 rpm
車体情報
- スピード指数:346.77
- 全高:1,359 mm
- 全幅:1,835 mm
- 全長:4,565 mm
- 重量:1,478 kg
③ ゲーム内での性能
結論:WHITE FAIRYは「V6自然吸気の太さで高速域を押し切るFFクルーザー」です。瞬間的な過給パンチではなく、3.8L級の排気量と扱いやすい出力特性で速度をつないでいくタイプです。
強み
- 3,827cc+36kgmで、中高速の再加速が気持ちいい(踏み直しが効く)
- スピード指数346.77で、高速域の伸びがちゃんとある
- FFなので急なオーバーステアは出にくく、向きを変えてから踏めば旋回→立ち上がりを安定させやすい
弱み(出やすいクセ)
- 重量1,478kgが効いて、切り返しが軽快系よりワンテンポ遅れがち
- NAなので、同クラスのターボ勢と比べると“一発の加速感”は地味に感じる場面がある
- 旋回中に早く踏みすぎると、前輪が舵と駆動を同時に負担してアンダーステアが出やすい
おすすめの乗り方
- コーナーは欲張って突っ込まない:姿勢を作ってから踏むと強い
- 加速は“ドン”じゃなくじわっと踏み増し:NAの繋がりが活きる
- 高速区間は速度を落とさないラインを意識:伸びの良さが武器になる
④ 実車で可能なカスタムか?
結論:かなり現実味は高いです。特に3,827ccのV6 NAという数字が、エクリプス系(3.8L V6が存在する世代)と噛み合っていて、「盛りすぎ感」が薄いのが良い。
現実に寄せるならこういう方向
- 吸排気+ECU:NAのレスポンスと伸びを整える(体感が一番変わる)
- 足回り(車高調+アライメント):重さを“曲がる重さ”に変える
- フロントLSD:立ち上がりで内輪の空転を抑え、FFの駆動力を路面へ伝える
- ブレーキ強化:高速域の安心感を作る(首都高ごっこには必須級)
- エアロ:見た目重視でもOKだが、速度域を上げるならフロントの安定は効く
⑤ まとめ
- WHITE FAIRYは三菱エクリプス GT(DK4A)をベースに、V6自然吸気3,827cc・FFで中高速を伸ばすクルーザー
- 価格は9,000,000 CP。見た目と中身のギャップが楽しい枠
- 軽快さより高速域の伸びと再加速で勝つタイプ。丁寧に走るほど強い
- 実車ベースも無理が少なく、現実に寄せた“それっぽさ”が高い