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【車両紹介】トヨタ GRスープラ RZ (DB06) '22

■ 基本スペック (ノーマル時)

項目スペック
メーカートヨタ
駆動方式FR
エンジンB58 直列6気筒 シングルターボ
総排気量2,997cc
最高出力387ps / 5,800rpm
最大トルク51.0kgf・m / 1,800-5,000rpm
全長×全幅×全高4,380×1,865×1,295mm
車両重量1,520kg
トランスミッション8速AT / 6速MT

■ ゲーム内での特性・オススメセッティング

特性: 17年の時を経て、BMWとの共同開発という形で復活を遂げた伝説のスポーツカー。心臓部には、BMW製の名機「B58」直列6気筒ターボエンジンを搭載。低回転から最大トルクを発生し、ラグを一切感じさせない、極めてスムーズでパワフルな加速を見せる。 ショートホイールベースとワイドトレッドが生み出すハンドリングは、極めて俊敏。FRながら高い安定性を持ち、どんなプレイヤーでも安心してその性能を引き出すことができる、現代FRスポーツの優等生。

オススメセッティング:

  • ライトチューン向け (Lv.3程度)
    • 方向性: 非常に高いノーマルのポテンシャルを、さらに引き出す。
    • パワーユニット: このB58エンジンは、ECUチューンだけで、いとも簡単に450psオーバーを達成する。まずはその封印を解きたい。
    • 足回り: スポーツサスペンションでローダウンし、ロール剛性を高める。
    • タイヤ・ブレーキ: パワーアップに合わせて、タイヤとブレーキの強化は必須。
  • フルチューン向け (Lv.MAX)
    • 方向性: JDMの伝説と、欧州の血統が融合した、究極のFRモンスターへ。
    • パワーユニット: パワーユニットを最大まで強化。B58エンジンは非常に頑丈で、タービン交換で700psオーバーも容易に狙える。
    • 軽量化: 徹底的な軽量化で、俊敏なハンドリングにさらに磨きをかける。
    • 駆動系: ゲームの仕様上、もしATであれば、MTへの換装も面白い。よりダイレクトな走りを楽しめる。

■【評価と立ち位置】

  • 国内での評判:『スープラの名にふさわしいか?論争』 その出自から、発売当初は「これはBMW Z4の兄弟車であり、純粋なスープラではない」という厳しい意見も多かった。しかし、その圧倒的なパフォーマンスと、GRが施した独自の味付け、そしてファン待望のマニュアルトランスミッションの追加など、トヨタの本気が伝わるにつれて、次第に「これもまた、新しい時代のスープラだ」と認められていった。
  • 国外での評判:『議論を黙らせる、圧倒的な実力』 海外でも「BMWか、トヨタか」という議論は巻き起こったが、多くのジャーナリストがその走りを絶賛。「出自などどうでもよくなるほど、運転が楽しいクルマだ」と、そのパフォーマンスで多くの批判を黙らせた。今や、日産Zと並ぶ、現代JDMスポーツの代表格である。
  • ゲーム内での評価:『新時代のFR優等生』 日産Z(RZ34)の、最大のライバル。Zが「JDMマッスル」的なキャラクターなのに対し、スープラはより洗練された「欧州スポーツ」的な挙動を見せる。ノーマル状態での完成度が非常に高く、初心者から上級者まで、誰が乗っても速く、そして楽しめる。グリップでもドリフトでも、常にトップクラスの戦闘力を誇る。

■ 辛口コラム:そのスープに、何が入っているかなんて

目の前に、一杯の極上のスープが出されたとしよう。 一口飲めば、その複雑で、芳醇な味わいに、誰もが唸る。最高のスープだ。 だが、その時、シェフがこう言った。「そのスープの出汁は、実は隣の店のものなんです」。 それを聞いて、君は、スプーンを置くだろうか?「こんなものは偽物だ」と。 いや、そんなはずはない。美味いものは、美味いのだ。 GRスープラも、同じだ。その心臓がどこで作られようと、シャシーの基本設計が誰であろうと、このクルマが、我々の心を震わせる、最高のスポーツカーであるという事実に、変わりはない。 大事なのは、何が入っているか、ではない。そのスープが、我々を幸せにしてくれるかどうか、なのである。

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