
PC版『首都高バトル』のカスタムカー枠にある「KURENAI DOZ」は、数値を見るだけでキャラがハッキリしています。
4WD・2.0Lターボ・300ps・41kgm。首都高バトルで重要な「加速の強さ」と「高速域の安定」を、まっすぐ取りに行った構成。重量は1,484kgと軽くはないですが、4WDのトラクションで帳消しにしてくるタイプです。
KURENAI DOZ ってどんな車?(概要)
一言でいうと、「踏める4WDターボ」です。ピーキーさよりも、路面状況や混戦でも強い“実戦向け”の速さが売り。
こんな人に向いています
- とにかく安定して勝てる4WDが好き
- コーナー出口での立ち上がりで差を付けたい
- 高速域でブレない車で押し切りたい
DEALER表示価格は 7,200,000 CP。
寸法・排気量・出力は初代レヴォーグVMG 2.0 DITとほぼ一致
KURENAI DOZの全長4,690mm、全幅1,780mm、全高1,490mm、F4ターボ1,998cc、4WDという基本諸元は、2014年に登場した初代レヴォーグ2.0L系VMGと一致する。さらにゲーム内最高出力300PS/5,600rpmも、実車2.0LハイパフォーマンスDITの300PS/5,600rpmと同じだ。
最大トルクもゲーム41kgmに対し実車は400N・m(40.8kgf・m)。つまりKURENAI DOZは「純正300PSのVMGをさらにパワーアップした車」というより、パワートレーン自体はかなり純正2.0 DITに近い。
大きな違いは車重。実車2.0L系より約86kg軽い
SUBARUの車種別環境情報では、VMG 2.0L系の代表的な車両重量は1,570kg。ゲーム内KURENAI DOZは1,484kgなので、約86kg軽い。
この差は無視できない。エンジン出力が純正級でも、約86kg軽ければ加速、ブレーキ、切り返しの負担が下がる。ゲーム上のKURENAI DOZは「300PSへ上げたワゴン」ではなく、「300PS級を維持したままかなり軽くしたワゴン」と見る方が正確だ。
ただし、86kgをどの部位で削ったのかはゲーム公式資料では確認できない。内装撤去、シート、ホイール、排気系、外板など具体的な軽量化内容は断定しない。
初代レヴォーグは“革新スポーツツアラー”。300PSだけが価値ではなかった
初代レヴォーグは2014年に「革新スポーツツアラー」として登場した。2.0 DITの300PSだけでなく、スポーツリニアトロニック、シンメトリカルAWD、高剛性ボディ、VDC、そしてEyeSight ver.3を組み合わせ、長距離を速く・快適に移動できるワゴンとして作られている。
つまりKURENAI DOZの「4WDで安定して高速域を押し切る」というゲーム内キャラクターは、実車VMGの本来の狙いとかなり相性がいい。競技タイトルを無理に足すより、スポーツツアラーとしての技術史を背景に置く方が説得力がある。
① スクショからスペック文字起こし(公式表示)
車両名
KURENAI DOZ
基本情報
- メーカー:CUSTOMIZED CAR
- 駆動方式:4WD
- エンジン型式:F4(水平対向4気筒)
- 吸気方式:ターボ
- 総排気量:1,998 cc
エンジンスペック
- 最高出力:300 ps / 5,600 rpm
- 最大トルク:41 kgm / 4,800 rpm
車体情報
- スピード指標:346.61
- 全高:1,490 mm
- 全幅:1,780 mm
- 全長:4,690 mm
- 重量:1,484 kg
② ゲーム内での性能(結論:加速と安定が強い。4WDで“踏める時間”が長い)
結論:この車は「踏める時間が長い」のが最大の強みです。4WDのトラクションで立ち上がりのロスが少なく、混戦でも車体が暴れにくい。
数値で見る“強さの中身”
- パワー:300ps
- 車重:1,484kg
- パワーウエイトレシオ:約4.95kg/ps(1484 ÷ 300)
強み
- 4WDで立ち上がりが強い(アクセルを早く開けやすい)
- 300ps/41kgmで中速〜高速の伸びが良い
- スピード指標346.61で、高速域の押し切り性能が高い
弱み(出やすいクセ)
- 重量があるので、ブレーキングと切り返しで遅れやすい
- 4WDらしくアンダー寄りになりやすい(突っ込みすぎると曲がりが鈍る)
- 細かいコーナーが連続すると、軽量FR/軽量車に“テンポ”で負ける場面がある
③ 実車で可能なカスタムか?(結論:かなり現実的。300psは“いかにもスバル系2.0ターボ”)
結論:300PS/41kgmというエンジン数値だけなら、初代レヴォーグ2.0 DITの純正300PS/40.8kgmとほぼ同じです。したがってパワー再現のために大幅な吸排気・ECU変更を必須と考える必要はありません。むしろ難しいのは、約1,570kg級の実車をゲームの1,484kg付近まで約86kg軽くしながら、ワゴンとしての剛性・快適性・安全性をどこまで残すかです。
現実でこの方向にするなら、必要になりやすい要素
- エンジン出力は純正2.0 DIT級で足りるため、ECUは300PSを作るためというよりレスポンスや熱管理、実車個体に合わせた補正を目的に考える
- 吸排気は大幅な出力向上より、軽量化・レスポンス・排気温管理を目的に選ぶ方がKURENAI DOZの数値へ近い
- 冷却(インタークーラー、ラジエータ)
- 実車VMGはスポーツリニアトロニック+AWD。クラッチ車前提ではなく、CVTフルード温度、冷却、AWD制御、ブレーキ、タイヤを含めて連続高負荷に耐える状態を作る
④ ベース車のスペックを交えた考察|寸法が「レヴォーグVM系」と一致。ワゴンの弱点は“重さと慣性”
この車の全長4,690mm・全幅1,780mm・全高1,490mm、F4ターボ1,998cc、4WD、300PSという数値は、初代レヴォーグ2.0L系VMGの公式諸元と強く一致します。「VM系に非常に近い」という推定より一歩進め、VMG 2.0 DITベースと見る根拠はかなり強いと整理できます。
ワゴン/ハッチ系ボディの“得と損”
- 得:ホイールベース感が安定に寄りやすく、高速でブレにくい
- 損:重さと慣性で、タイトコーナーの“向き変え”が遅れやすい
このカスタムの狙い(読み解き)
- 4WDで「曲がりながら踏む」を成立させる
- 300ps/41kgmで中高速の追い抜き合戦を得意にする
- 重量級でも勝てるよう、トラクションと伸びで押し切る
まとめ|KURENAI DOZ は「安定して速い4WDターボ」枠の本命
- 2.0L水平対向ターボ(1,998cc)で300ps/41kgm
- 4WDで立ち上がりが強く、混戦でも踏める
- スピード指標346.61で高速域の押し切りが得意
- 寸法・排気量・駆動方式・300PSが初代レヴォーグVMG 2.0 DITと強く一致。ゲーム車は実車より約86kg軽い設定