
ディーラー画面の表示をもとに、「GLOOMY ANGEL」の特徴とスペックを整理します。
① GLOOMY ANGELってどんな車?(概要)
「GLOOMY ANGEL」は、白×ピンクのウイング(翼)グラフィックが強烈に目を引く、派手さ全振りのカスタムカーです。大型リアウイングと低い車高で、“見た目も走りも攻める”タイプのキャラ付けになっています。
全長4,435mm・全幅1,770mm・全高1,340mm、総排気量1,308cc、FRという表示が実車RX-8と一致するため、ベース車をRX-8と見る根拠はかなり強いです。ただしゲーム内はターボ490PS仕様で、純正RENESISとは明確に別物です。
寸法・排気量はRX-8と一致。ベース車同定の確度は高い
ゲーム内GLOOMY ANGELの全長4,435mm、全幅1,770mm、全高1,340mmは、2003年RX-8の公式主要諸元と一致する。さらにRE・1,308ccという表示も、RX-8の13B-MSP RENESISが654cc×2ローター=1,308ccであることと一致する。
したがって、車体と基本エンジン形式についてはRX-8ベースと見る根拠がかなり強い。外観のエアロやウイングはゲーム独自カスタムでも、土台は市販RX-8と考えてよさそうだ。
実車Type Sは250PSの自然吸気。ゲームはターボ490PSで完全に別仕様
2003年RX-8 Type SのRENESISは自然吸気で250PS/8,500rpm、22.0kgm/5,500rpm。対してGLOOMY ANGELはターボ、490PS/8,400rpm、50kgm/5,600rpm。排気量は同じ1,308ccでも、過給方式も出力もトルクも大幅に違う。
つまりゲーム内では、RX-8の高回転ロータリーという性格を残しながら、ターボ化でほぼ倍の出力へ引き上げた架空ハイパワー仕様になっている。実車で同じ490PSを狙う場合は、ターボ化だけでなく燃料、冷却、エンジン内部、駆動系、ECUなど大幅な対策が必要になるが、ゲーム内490PSが具体的にどの部品構成で成立しているかは公式資料では確認できない。
RENESISは2003年International Engine of the Yearを受賞
ベースのRX-8に搭載されたRENESISは、2003年にInternational Engine of the Yearを受賞した。自然吸気ロータリーで250PSを発生しながら、従来型ロータリーより燃費と排出ガス性能を改善した点が高く評価された。
GLOOMY ANGELはそのRENESISの美点をそのまま使うのではなく、ターボで490PSまで誇張した存在だ。MIDNIGHT CINDERELLAが“NAロータリーを極端に研ぎ澄ました仕様”なら、GLOOMY ANGELは“RENESISを別物級に過給した仕様”と整理すると違いが分かりやすい。
RX-8は2008・2010年デイトナ24時間GTクラスを制した
RX-8には市販車とは別に、北米Grand-Am GTで戦った競技車が存在する。Mazda Motorsportsの記録では、RX-8は2008年のデイトナ24時間でGTクラス優勝し、2010年にも同レースのGTクラスを制した。
さらに2010年Grand-Am GTではMazdaがメーカータイトルを獲得し、Jeff Segal/Emil Assentato組もGTチャンピオンとなった。
ただし、これは競技専用RX-8の実績であり、市販Type SやGLOOMY ANGEL自身の戦績ではない。市販RX-8=250PS自然吸気、Grand-Am RX-8=競技専用車、GLOOMY ANGEL=1,308ccターボ490PSの架空カスタム、と三者を分けて考える必要がある。
② スクショからスペック文字起こし(公式表示)
車両名
GLOOMY ANGEL
基本情報(メーカー/駆動方式/価格CP)
- メーカー:CUSTOMIZED CAR
- 駆動方式:FR
- 価格(単位CP):13,500,000 CP
エンジン(型式/吸気方式/総排気量)
- エンジン型式:RE
- 吸気方式:ターボ
- 総排気量:1,308 cc
エンジンスペック(最高出力/最大トルク)
- 最高出力:490 PS / 8,400 rpm
- 最大トルク:50 kgm / 5,600 rpm
車体情報(スピード指数/全高/全幅/全長/重量)
- スピード指数:479.39
- 全高:1,340 mm
- 全幅:1,770 mm
- 全長:4,435 mm
- 重量:1,159 kg
③ ゲーム内での性能
結論:高出力ターボRE×FRの組み合わせで、加速と伸びを武器に“攻めて速い”タイプです。
- 強み
- 490PSの高出力で、直線の伸びと加速力が期待できる
- 車重1,159kgと表示上は軽めで、パワーを活かしやすい
- スピード指数が高く、高速域での戦闘力寄りの立ち位置
- 弱み(出やすいクセ)
- FRなので、踏みすぎるとリアが出やすく挙動が忙しくなりがち
- 高回転側(8,400rpm表記)まで回る前提のため、雑に扱うとトラクションを失いやすい
- おすすめの乗り方
- 立ち上がりは丁寧に踏んで、姿勢が整ってから全開に入れる
- コーナーは「早く向きを変えて、出口で稼ぐ」意識が相性良い
- 安定優先なら、無理にベタ踏みせず“繋いで速い”走らせ方が強い
④ 実車で可能なカスタムか?
結論:一部可能。
- 外装(ラッピング/デカール):ウイング柄のグラフィックはラッピングで再現可能
- 空力:大型リアウイング、フロントリップ、サイドスカートは市販品やワンオフで対応可能
- 吸排気:ターボ化(キット/ワンオフ)、マフラー、吸気系の強化
- ECU:フルコン/現車セッティング、ブースト制御の最適化
- 燃料・冷却:大容量インジェクター、燃ポン、インタークーラー、追加オイルクーラーなど
- 足回り:車高調、ブッシュ類、アライメント最適化
- LSD:機械式LSDでFRのトラクションと立ち上がり安定を確保
- ブレーキ:ビッグキャリパー化、パッド・ローター強化
⑤ まとめ
- 「GLOOMY ANGEL」は、翼グラフィックと大型ウイングが象徴のド派手カスタムカー
- 表示はFR×RE(ロータリー)×ターボ、総排気量1,308cc
- 最高出力490PSで、直線の伸びと加速を武器にしやすい
- FRらしく踏み方が雑だとリアが出やすいので、丁寧に攻めると強い
- 実車再現は外装は比較的現実的だが、ターボREで490PS級は“やろうと思えば”の難度帯
仕様差について:B-005「ユウウツな天使」の記事では、同名のGLOOMY ANGELを1,308cc・319ps・28kgmとして記録しています。一方、本ページで扱うディーラー画面では1,308cc・490ps・50kgmです。表示時点や車両状態などによる差かどうかは現時点で確定できないため、両者を同一仕様とは断定しません。