
概要
- 名前:長内 優(オサナイ ユウ)
- 搭乗車種:HONDA CIVIC TYPE R (EK9) '99
- スペック:1,754cc / 332ps (8,000rpm) / 30kgm / 7,600rpm
- 主な出現エリア:新環状 右回り
プロフィール
子供のころからひよこが好きで、難関である資格を取得し、念願の鑑定士となった心優しい男。しかし、なぜオスとメスを分けなければならないのか……について思いを馳せ、命に対する責任を感じながら仕事に励んでいる。 そのストレス発散のために首都高環状を飛ばしており、走りからは普段の穏やかさは見えず、豪快で荒々しい運転が特徴的。可愛いものが好きで、自室にはひよこに限らず様々なぬいぐるみが飾られているらしい。
出現条件と考察
出現条件
- 駆動方式がFFのマシンとしかバトルしない。
ドライバー考察
優しき鑑別師は、職業設定がかなり珍しい。ひよこ鑑別師として働き、しかもその仕事に精神的な重さを感じている。走り屋のプロフィールとしては異色だが、命を見分ける仕事の緊張感がそのまま走りに影を落としているのは面白い。
ただし、辛口で言えばストレス発散の場所がかなり危ない。仕事で抱えたものを首都高に持ち込むと、走りはどうしても荒くなる。本人は癒やしを求めているのだろうが、速度域の高い場所で感情を逃がすのはあまり褒められない。
FF車としかバトルしない条件は、この人物には合っている。車の方向性を揃えたうえで勝負するのは分かるが、感情の荒さまでそろえる必要はない。優しい人物であるほど、走りの攻撃性との落差が大きくなるタイプである。
登場車種考察:EK9型シビック Type R
搭乗車はEK9型シビック Type R。軽量FF、B型VTEC、コンパクトなボディ。首都高バトルの中では派手な大排気量勢に比べると地味だが、きちんと作ればかなり鋭い車だ。繊細な観察眼を持つドライバーには似合っている。
ゲーム内スペックは1,754cc、332ps。これは相当きつい数字である。自然吸気のままなら完全に競技車両寄りの領域で、街乗りの気楽さはほぼ消える。過給機で狙うなら数字は近づくが、熱、燃料、ミッション、クラッチ、デフ、ブレーキまで一気に課題が増える。
EK9は軽さが武器だが、FFで332psを受け止めるのは簡単ではない。トラクション、トルクステア、フロントタイヤの負担、ブレーキの熱。馬力を上げるほど、シビック本来の気持ち良さを壊す危険もある。軽い車に大きなストレスをかけすぎると、人間と同じでバランスを崩す。
実車で再現するなら、エンジンより先に車体と足まわりを見たい。ボディの疲れ、ブッシュ、ハブ、ブレーキ、冷却、LSD。古いFFスポーツで大馬力を使うなら、前輪だけに仕事を押し付けない作り込みが必要だ。
過去作での扱い
現時点の記事内では、優しき鑑別師を過去作からの継続キャラクターとして確認できる情報は整理されていない。ひよこ鑑別師、EK9、FF限定条件という要素はかなり個性的なので、過去作での登場が確認できれば車種や条件の変化を追記したい。
辛口総評
優しき鑑別師は、人物設定としてはかなり印象に残る。仕事の重さと走りの荒さがつながっていて、ただの職業ネタでは終わっていない。EK9という車選びも、軽さと繊細さの面では悪くない。
ただし、EK9で332psは相当無理をしている。車の良さを活かすというより、車に重荷を背負わせている仕様だ。ストレスを発散するために走るなら、なおさら車まで追い詰めるべきではない。速いシビックを名乗るなら、馬力より前輪の使い方で勝負してほしい。