
概要
- 名前:岩崎 基矢(イワサキ モトヤ)
- 搭乗車種:UNRIVALED EMPEROR (CUSTOMIZED CAR - BNR34ベース)
- スペック:4,178cc / 1,502ps (6,800rpm) / 170kgm (5,600rpm)
- 主な出現エリア:湾岸線 西行き
プロフィール
かつて首都高環状の頂点に昇りつめ、「迅帝」と呼ばれていた男。4年前、とある走り屋とのバトルをきっかけに、失いかけていた走りへの情熱を取り戻した。自分を倒したその男の才能を見込んで師弟関係を築き、弟子が「迅帝」の名を譲るに相応しい“天才”であることを認め、自らは名を変えて走るようになった。 走りに対するストイックな姿勢は今なお変わらず、「スピードだけがこの世の中でたった1つの真実だ」と信じて疑わない。
出現条件と考察
出現条件
- 「リベンジアイズ」を撃破すれば出現。
ドライバー考察
無双帝は、ワンダラー最終枠として申し分ない存在だ。かつて首都高環状の頂点に立ち、「迅帝」と呼ばれていた男が、弟子にその名を譲り、自らは無双帝として戻ってくる。伝説を背負ったうえで、なお名前を変えて走るあたりに、過去にしがみつくだけではない重さがある。
ただし、辛口で言えば「スピードだけが真実」という思想はかなり危うい。速さは強い指標だが、車は速さだけでは成立しない。壊れず、止まり、曲がり、何度でも同じように走れることまで含めて実力である。最終ワンダラーなら、そこまで含めて真実と言ってほしい。
リベンジアイズ撃破後に出現する条件は、因縁の締めとして分かりやすい。復讐に縛られた男を超えた先に、かつて迅帝だった男が現れる。構成としてはきれいだ。ただ、1,502psを持ち出してくる時点で、精神性より物量の圧が先に来るのも事実である。
登場車種考察:UNRIVALED EMPEROR(BNR34 GT-Rベース)
搭乗車はUNRIVALED EMPEROR。BNR34 GT-RベースのCUSTOMIZED CARで、4,178cc、1,502ps、170kgmという本作最大級の怪物である。R34 GT-Rの記号性を最終ワンダラーに使うのは王道だが、ここまで数字を盛ると、もはや普通のGT-Rチューンではなく競技車両どころか別物に近い。
実車で1,500ps級を狙うなら、RB26の延長というよりフルビルド前提で見るべきだ。4.2L級の排気量、巨大タービン、燃料系、ECU、冷却、ドライサンプ級の油管理、強化ミッション、トランスファー、デフ、ドライブシャフト、ブレーキ、タイヤ、空力まで全部が課題になる。どこか一つでも雑なら、皇帝どころかただの壊れるGT-Rである。
170kgmというトルクは、実車目線ではかなり暴力的だ。4WDなら路面に押し付けられるが、そのぶん駆動系には逃げ場がない。ミッション、トランスファー、ハブ、メンバー、ブッシュ、タイヤ、ブレーキ。馬力を受け止める部品すべてが消耗品になる。
湾岸線西行きで使うなら、直線の速さだけでなく高速域の安定性がすべてになる。空力、車高、アライメント、ブレーキ冷却、タイヤ温度、吸気温、水温、油温。1,502psは数字としては強いが、本当に怖いのはその数字を何度も再現できる車かどうかである。
過去作での扱い
記事内で、かつて「迅帝」と呼ばれていたこと、弟子に迅帝の名を譲ったことが明記されている。過去作由来の立ち位置を強く持つキャラクターと見てよい。また、記事下部の管理人考察では『首都高バトル0』時代の迅帝や、当時のR34 GT-Rカスタムカーへの言及もある。作品ごとの詳細な車種変化は、確認できる範囲で別記事と連携して整理したい。
辛口総評
無双帝は、ワンダラー最終枠としての説得力がある。元迅帝、弟子との継承、リベンジアイズとの因縁、そして1,502psのBNR34ベース。首都高バトルの伝説を背負うには十分すぎる材料だ。
ただし、1,502psのR34はロマンであると同時に、実車目線ではほとんど暴力である。速さだけが真実と言うなら、その速さを支える冷却、駆動系、ブレーキ、空力、タイヤまで全部真実にしなければならない。無双を名乗るなら、一発の数字ではなく、何度走っても壊れない皇帝ぶりを見せてほしい。
かつて『首都高バトル0』では迅帝として猛威を振るった男だけに、今作でも登場を期待されていた。しかし普通のGTRベースなところに残念に思う人が多い中、GTカーのような外装にするMODが登場した。
これであの初代迅帝を復活させれるのでお試しあれ。
管理人の考察
初めてこのボスキャラと出会ったのが『首都高バトル0』だった。今作しかプレイしたことが無い人は知らないだろうが『首都高バトル0』は非常に難しいのだ(運転操作が特に)
パワーを上げたら曲がらないのは当たり前で、今作のようにある程度曲がるといったことはない。結構シビアだった。
そんな条件下でこの無双帝、当時の迅帝はR34GTRのカスタムカーを乗り、第一部のボスとは思えない速さとコーナーリング性能を誇った。馬力は1200馬力と『首都高バトル0』では最大のパワー。そしてエクステリアは、GT500で無類の強さを誇ったカルソニックスカイラインがモデルのマシンだった。
これがまたおかしな話で、第一部のボスである彼を倒すとカスタムカーを購入することが出来た。更にラブパワーシステムによってフルチューンも可能で、第二部の序盤から迅帝のマシンで攻略が可能なのである。1200馬力のマシンは十二覇聖のボス達を無双し、強いて言うなら白いカリスマが強敵だった程度。(湾岸線なら勝てる)
当時のゲームを楽しんだユーザー達は、そのパンチの効いたマシンに度肝を抜かれただろう。
そして今作ではワンダラーとして登場だが、馬力は今作最大の1500馬力。ブガッティかと思うくらいのスペックだ。
しかしどうして彼が今作の迅帝に負けたのかが分からない。
