概要
- 出現エリア:C1 内回り
- チーム台数:9台
- 代表車種:トヨタ スープラ (JZA80), 日産 スカイラインGT-R (BNR34), マツダ RX-7 (FD3S)
チーム紹介
「孤高のジャッカル」こと宮沢宗示が6代目を務める、首都高でも屈指の歴史と実力を誇るトップチーム。先代からの古参メンバーと、現リーダーの下で頭角を現した新世代が共存しており、チーム内には常に心地よい緊張感が漂う。スープラ、GT-R、RX-7といった90年代を代表するハイパワーマシンが主力。それぞれが高度なチューニングを施し、C1を舞台に頂点を目指し続ける。
メンバー一覧

● 孤高のジャッカル(宮沢 宗示)チームリーダー
- 車種:SUPRA RZ (JZA80) '97 (駆動方式:FR / エンジン:I6)
- スペック:3,146cc / 359ps (5,600rpm) / 56kgm (3,600rpm)
- 職業:チューニングショップ経営
- プロフィール: 首都高で長きに渡りトップクラスを堅持するチームの6代目リーダー。アンダーステアを抑えたセッティングと加速重視のギア比で、JZA80のポテンシャルを極限まで引き出す。やや強引なアクセルワークが唯一の弱点か。

● 流星の陽介(新宿 陽介)
- 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
- スペック:2,696cc / 333ps (5,600rpm) / 49kgm (4,400rpm)
- 職業:飲食店店員
- プロフィール: 先代リーダーの時代から在籍している古参メンバー。面倒見の良い存在で、後輩からの相談も受けるが、自身がリーダーを継ぐつもりはない。マシンはボディ剛性を中心にライトチューンを施し、"智"を磨き続けている。

● 鮮烈のスライドテール(岸 潤)
- 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
- スペック:2,696cc / 333ps (5,600rpm) / 49kgm (4,400rpm)
- 職業:文房具メーカー勤務
- プロフィール: 女性からの人気が非常に高い走り屋。マシンはデータカーを兼ねるため外見はほぼ弄らず、乗り心地を重視したセッティング。しかし、やっかみから挑戦されることも多く、次々と返り討ちにしている。

● 音速の白い悪魔(飯島 嘉文)
- 車種:SUPRA RZ (JZA80) '97 (駆動方式:FR / エンジン:I6)
- スペック:3,146cc / 346ps (5,600rpm) / 54kgm (3,600rpm)
- 職業:空調設備工事員
- プロフィール: 先代リーダーと反りが合わなかったが、現リーダーの実力は認めている。長い低迷期を過ごしたが、今は初心に返り"本質はチューンより腕"という信念を胸に再び走り始めた。以前より得意な燃費は健全で、接触では無類の強さを見せる。

● チューン屋のハマダ(浜田 侑吏)
- 車種:RX-7 Type RZ (FD3S) '00 (駆動方式:RE / エンジン:RE)
- スペック:1,308cc / 326ps (6,800rpm) / 36kgm (6,400rpm)
- 職業:カレーショップ経営
- プロフィール: メンバー内の最古参で、リーダーの良き理解者。走り屋としてもプライベーターのチューナーとしても名を轟かせる。仲間に性格に合わせた絶妙なセッティングを提供するが、自身のマシンには実験的なことをやり過ぎて、もう一歩速くならない。

● 修羅(後藤 昭博)
- 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
- スペック:2,696cc / 333ps (5,600rpm) / 49kgm (4,400rpm)
- 職業:印刷会社勤務
- プロフィール: 若いメンバーの面倒を見る役回りを担っている。「虹色ドミノ」もしっかりと実力をつけ、その手を離れつつある。マシンは旋回性を向上させたことで、コーナーの多いC1では水を得た魚のよう。高い指導力でチーム全体のレベル維持を支えている。

● 九官鳥(三田村 仁)
- 車種:RX-7 Type RZ (FD3S) '00 (駆動方式:RE / エンジン:RE)
- スペック:1,308cc / 292ps (6,800rpm) / 33kgm (5,200rpm)
- 職業:印刷会社勤務
- プロフィール: 物事を深く理解することから「九重鳥」と呼ばれる理論派。師匠である「修羅」からの指導により、確実に自分のものにしている。情報収集にも長けており、マシンはREならではのサイドポート加工でトルクアップをしている。

● シルバー天使(村上 洋子)
- 車種:FAIRLADY Z Version ST (Z34) '14 (駆動方式:FR / エンジン:V6)
- スペック:3,880cc / 441ps (6,800rpm) / 50kgm (5,200rpm)
- 職業:OL
- プロフィール: チームの紅一点。「わがままお嬢様」として定着。年齢は誰も知らない。目標を達成するまで根気強く努力する一面を持ち、走りはかなりの水準に達している。大学祝いで買ってもらったZ34を乗り換え、飛躍的な強さと速さを身につけた。

● 虹色ドミノ(村上 龍行)
- 車種:180SX TYPE X w/SUPER HICAS (KRPS13) '96 (駆動方式:FR / エンジン:I4)
- スペック:2,097cc / 264ps (6,400rpm) / 36kgm (4,000rpm)
- 職業:家電メーカー勤務
- プロフィール: チューン屋のハマダから息子が発するカレーのような危険性を感じ、一時チューンから離れていた。妻は「シルバー天使」。妻のハマり様から足回りを良くするため、サスペンションブッシュまで強化品に変えている。
①チームの特徴
このチームの強さは、まず車種の並びに出る。C1内回りに現れ、主役はスープラ、GT-R、RX-7。どれも90年代を代表するハイパワー車だが、ただ高い車を並べただけではない。2025年版プロフィールでも、加入希望者は既存メンバー全員に勝たなければならないという“掟”があり、しかも昔から「マシン性能より腕を磨く」思想を守ってきたとされる。つまりRINGSは、名門の看板を高性能車で飾るチームではない。高性能車に見合う腕を持つ者だけを残す集団である。
しかも今のRINGSは、古参だけで凝り固まっていない。6代目リーダーの孤高のジャッカルは30代後半に差しかかり、次代を意識し始めている一方で、現リーダーの下で伸びてきた新世代も頭角を現しているとされる。古参と新顔が混ざると大抵は空気が濁る。だがRINGSは、その緊張感ごと品格に変えている。老舗らしい重みがありながら、まだ止まっていない。ここがただの古株と違う。
②過去作での活躍
RINGSはかなり古い。少なくとも初代『首都高バトル』の時点で存在が確認でき、その後も『首都高バトル0』『3』、そして『Import Tuner Challenge』系まで続く反復登場チームとして扱われている。つまり今作で急に格が上がったのではない。シリーズそのものと一緒に歳を取ってきたチームだ。
過去作の描かれ方もいかにもRINGSらしい。『Import Tuner Challenge』では、すでに“6代目リーダーを擁する長寿チーム”とされ、新規加入には全メンバー撃破が必要、バトル中のスタンドプレーは禁止という厳しい掟を持っていた。さらに最近はクルマの性能に頼らず、技術とバランスを重んじる方向へ変わってきたとも書かれている。昔から名門ではあったが、ただ威張る名門ではない。厳格で、少し息苦しく、それでも速い。そういう老舗である。
③現実世界に存在していそうか?
かなり、いる側だと思う。理由は単純で、チームの仕組みが妙に現実的だからだ。長く続く集団には、必ず面倒な掟ができる。加入条件が厳しくなり、古参と新顔の間に見えない壁ができ、それでも実力があれば受け入れられる。RINGSはまさにその形だ。美談ではないが、本物っぽい。
車種構成も現実味がある。GT-R、スープラ、RX-7。この並びは“90年代最強図鑑”のようでもあるが、長く首都高に残った連中が最後に収れんしていくラインとしては不自然ではない。現実の古参チームも、結局は速くて、手を入れがいのある名車へ寄っていく。きれいに揃いすぎているようで、好き者の行き着く先としてはむしろ自然だ。
④総評
RINGSの長所は明快だ。歴史がある。掟がある。しかもそのどちらも飾りではない。チームの風格が、ちゃんと速さと結びついている。これは簡単なようで難しい。老舗を名乗るチームは多いが、RINGSほど“まだ一線級”に見える集団はそう多くない。
弱点を挙げるなら、厳格さがそのまま古さにも見えることだろう。加入条件も、掟も、名門ゆえの重さも、現代の軽いノリとは相性が悪い。だが、それでいい。
RINGSは親しみやすいトップチームではない。面倒で、重くて、それでも速い。だからこそ首都高の名門であり続けている。
