ワンダラー

【首都高バトル】W-021 焦燥の迅姫|ランエボV 552ps仕様を辛口実車考察

概要

  • 名前:谷村 真樹(タニムラ マキ)
  • 搭乗車種:MITSUBISHI LANCER GSR EVOLUTION V (CP9A) '98
  • スペック:2,196cc / 552ps (6,000rpm) / 74kgm (4,400rpm)
  • 主な出現エリア:平和島PA (下り)

プロフィール

大手銀行頭取の一人娘という生粋のお嬢様だったが、父の薦める政略結婚に嫌気がさして家を飛び出す。その後、不況の煽りを受け父の銀行が破綻。多額の負債を抱えた父の力になりたいと思いながらも、頑なな性格のため、なかなか素直になれずにいた。 そんな折、心労がたたって父は他界。父こそが自分にとってかけがえのない存在だったことに気づき、帰る場所を失くした喪失感に追い立てられながら、ただがむしゃらに走り続けている。


出現条件と考察

出現条件

  • 総走行距離が2000km (1243mi) 以上で平和島PA(下り)に出現。

ドライバー考察

焦燥の迅姫は、かなり重い背景を背負ったワンダラーだ。政略結婚を嫌って家を出た後、父の銀行が破綻し、最後は父を失う。走っている理由が楽しさではなく、喪失感から逃げるために見える。通り名の「焦燥」はかなりそのままである。

ただし、辛口で言えば感情が重いことと、走りが優れていることは別だ。がむしゃらに走る人間は迫力こそあるが、判断が荒くなる。速さに必要なのは怒りや後悔ではなく、踏む場所と抜く場所を分ける冷静さである。

総走行距離2000km以上という出現条件は、この人物にはよく合っている。短い衝動ではなく、走り続けた末に出てくる相手という感じがある。ただ、帰る場所を失った人間が552psのランエボで走り続けるのは、絵にはなるがかなり危ない。

登場車種考察:CP9A型ランサー GSR エボリューションV

搭乗車はCP9A型ランサーエボリューションV。4G63ターボと4WDを持つ、いかにも戦うためのセダンである。重い感情を抱えたドライバーに、これだけ攻撃的な車を渡す組み合わせは分かりやすい。良くも悪くも、逃げる車ではなく噛みつきに行く車だ。

ゲーム内スペックは2,196cc、552ps。これはもう軽いブーストアップの話ではない。2.2L化、タービン、燃料系、ECU、インタークーラー、冷却、クラッチ、ミッション、トランスファーまで見なければ成立しない。数字だけなら作れても、踏み続けられる車にするには相当な金と腕がいる。

ランエボは4WDだから安心、という見方は甘い。552ps級になると、タイヤ、ブレーキ、駆動系、熱が一気にきつくなる。AYCやデフまわり、古いボディの疲れも無視できない。古いエボに大馬力を入れるなら、速さより先に壊れない土台を作るべきだ。

実車で再現するなら、外観より中身の方が何倍も大変である。見た目をそれらしくするのは難しくないが、552psを扱えるランエボVにするならショップ選びから間違えられない。感情で踏む車ではなく、管理して踏む車だ。

過去作での扱い

現時点の記事内では、焦燥の迅姫を過去作からの継続キャラクターとして確認できる情報は整理されていない。銀行頭取の娘、喪失感、ランエボVという背景は濃いので、過去作での登場が確認できれば通り名や車種の変化を追記したい。

辛口総評

焦燥の迅姫は、人物設定と車の攻撃性がかなり強い。552psのエボVという数字も、ワンダラーとしての迫力は十分にある。ただし、強い感情を抱えた人間が大馬力4WDに乗ると、速いというより危うい。

車屋目線では、これは本気で作らないと成立しない仕様だ。エンジンだけではなく、冷却、駆動系、ブレーキ、タイヤまで全部見る必要がある。喪失感を燃料にしても車は壊れる。ランエボVで552psを名乗るなら、感情より整備明細の方が信用できる。

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