概要
- 出現エリア:横羽線 下り, 平和島PA
- チーム台数:9台
- 代表車種:マツダ MAZDA3, RX-7 (FC, FD), ロードスター (NA, NB), アテンザスポーツ
チーム紹介
営業部長の「宣伝番長M」松田晴弘が、会社の同僚を中心に立ち上げた走り屋チーム。その名の通り、メンバーのほとんどがマツダ車を愛用しており、社内のクルマ好きの繋がりから発展した。ベテランデザイナーから若手社員、アメリカ支社からの転勤組まで、多彩な人材で構成されている。クルマを通じた社員同士のコミュニケーションの場でもあり、和気あいあいとしながらも、それぞれの走りへのこだわりが光る。
メンバー一覧

● 宣伝番長M(松田 晴弘)チームリーダー
- 車種:MAZDA3 FASTBACK 20S Retro Sports Edition (BPFJ3R) '23 (駆動方式:4WD / エンジン:I4)
- スペック:2,196cc / 287ps (6,400rpm) / 37kgm (4,000rpm)
- 職業:営業部長
- プロフィール: 社内のクルマ好きを集めてチームを立ち上げたエネルギッシュなリーダー。チームはマツダ車が中心。スポーツカーからファミリーカーまで様々な車種を乗り継いできた経験から、どんなマシンでもそつなく乗りこなす器用さを持つ。

● オール7(赤坂 勇)
- 車種:SAVANNA RX-7 INFINI (FC3S) '90 (駆動方式:FR / エンジン:RE)
- スペック:1,308cc / 219ps (6,400rpm) / 29kgm (4,000rpm)
- 職業:営業副部長
- プロフィール: 愛車のFC3Sをこよなく愛し、初めての一台をずっと乗り続けている。ブレない安定した走りを実現するため、常に最良のコンディションを維持。リーダーとは旧知の仲で、首都高環状連合のチームを目指し、コーチ役としてメンバーを支える。

● オニギリサウンド(フェリクス ゼフ)
- 車種:RX-7 Type RZ (FD3S) '00 (駆動方式:FR / エンジン:RE)
- スペック:1,308cc / 280ps (6,500rpm) / 32kgm (5,000rpm)
- 職業:事務職
- プロフィール: ロータリーエンジンの独特な機構とエンジン音に魅了された男。バトルではあえて相手を先行させ、背後から高らかなロータリーサウンドを響かせながら追い抜くことで、REの魅力を広めようとしている。

● 今仁(大橋 宗造)
- 車種:EUNOS ROADSTER S-SPECIAL TYPE II (NA8C) '96 (駆動方式:FR / エンジン:I4)
- スペック:1,839cc / 152ps (6,400rpm) / 18kgm (4,800rpm)
- 職業:プロダクトデザイナー
- プロフィール: 多くのプロダクトに関わってきたベテランデザイナー。「生命の鼓動を感じさせるような、エレガントな楽しさ」を追求し続けており、その美意識は愛車のロードスターにも反映されている。後輩の良き師匠でもある。

● 後アート(須山 昇太)
- 車種:ROADSTER RS (NB8C) '03 (駆動方式:FR / エンジン:I4)
- スペック:1,930cc / 209ps (7,200rpm) / 22kgm (6,400rpm)
- 職業:モデルデザイナー
- プロフィール: 師匠である「今仁」を慕う若手デザイナーで、チームのエンブレムも彼がデザインした。師匠と同じロードスターを選び、その背を追うように背後からプレッシャーをかける走りが得意。機械オタクで、マシンに関しては整備士任せきりとなっている。

● トリプルマシンガン(トム ランドー)
- 車種:ATENZA SPORT 23Z (GG3S) '03 (駆動方式:FF / エンジン:I4)
- スペック:2,373cc / 243ps (6,400rpm) / 30kgm (4,400rpm)
- 職業:マーケティングディレクター
- プロフィール: アメリカ支社からの転勤を機にチームに参加。英語・日本語・中国語の3ヶ国語を操る。PAでの情報収集を得意とし、加速重視のセッティングを好み、短期決戦に持ち込む戦術が得意。

● ブーブー6(大山 修)
- 車種:ATENZA SPORT 23Z (GG3S) '03 (駆動方式:FF / エンジン:I4)
- スペック:2,373cc / 243ps (6,400rpm) / 30kgm (4,400rpm)
- 職業:会社員
- プロフィール: 「オール7」の誘いでチームに参加。派手さよりも速さを追求するタイプで、愛車は叔父から譲り受けた。息子のために「カッコイイお父さん」の雄姿を見せたいと思っているが、当の息子はクルマよりも電車が好きらしい。

● 仮面レッド(レッド ベルベット)
- 車種:AXELA SPORT 23S (BK3P) '03 (駆動方式:FF / エンジン:I4)
- スペック:2,260cc / 201ps (6,400rpm) / 25kgm (4,000rpm)
- 職業:データアナリスト
- プロフィール: アメリカから転勤してきたデータアナリスト。あらゆる情報をデータ化する「メモ魔」で、自身の走行記録はもちろん、相手のデータや経歴も緻密に記録・分析している。バトル相手と同じクルマのミニカーを集めるのが趣味。

● 突撃ええ野郎(牧瀬 晴天)
- 車種:MAZDA3 FASTBACK 20S Retro Sports Edition (BPFJ3R) '23 (駆動方式:4WD / エンジン:I4)
- スペック:2,196cc / 268ps (6,000rpm) / 37kgm (4,000rpm)
- 職業:会社員
- プロフィール: リーダーの部署に配属された新人。クルマは購入したものの、慣れない走りへの反発心から、チーム加入後は猪突猛進な走りを見せる。チューニングよりもテクニックを磨くことを目標としており、その名の通り、ギリギリまで踏み込む大胆なアクセルワークが特徴。
①チームの特徴
このチームの芯は分かりやすい。横羽線下りと平和島PAに現れる9台編成で、主役はMAZDA3、RX-7、ロードスター、アテンザスポーツ。ほとんどがマツダ車で占められている。寄せ集めに見えて、車種の思想はきっちり揃っている。FRの古典であるFCとFD、軽さで勝負するNAとNB、そして会社帰りの顔をした現代枠のMAZDA3とアテンザ。速さだけでなく、“マツダ好きが自然に集まったらこうなる”という説得力がある。
しかも空気が妙に柔らかい。リーダーの宣伝番長Mこと松田勝弘は営業部長で、東京本社への転勤を機に社内のクルマ好きを集めてチームを立ち上げた人物とされる。事務職、データアナリスト、営業副部長、家族持ちの社員まで混じり、外から見れば企業の自動車部に近い。だが中身は甘くない。RX-7にしか乗らないと決めた者もいれば、家族を乗せる都合で快適性と安定性を優先する者もいる。和気あいあいとして見えるのに、それぞれがちゃんと“自分のマツダ観”を持っている。そこがこのチームの面白さだ。
②過去作での活躍
ここははっきりしている。公開されているライバルDBでは、M CONNECTはSB25、すなわち2025年版のチームとして確認できる一方、旧作から継続して並ぶ古参チーム群には見当たらない。少なくとも公開資料の範囲では、M CONNECTは過去作の名門ではなく、2025年版で前面に出てきた新顔と見るのが自然だ。古い伝説を背負うチームではない。今の首都高に合わせて生えてきた“現代的な会社系チーム”である。
その意味では、活躍の仕方も古参とは違う。歴史や因縁ではなく、社内ネットワークと共通の車趣味でまとまった集団が、そのまま首都高へ出てきた。これは旧来の走り屋チームというより、今どきの趣味共同体に近い。だから派手な武勇伝は薄いが、存在の仕方そのものが新しい。
③現実世界に存在していそうか?
かなり、いる側だと思う。
まず人間関係が自然だ。転勤をきっかけに社内のクルマ好きがつながり、部署も立場も違う人間が、会社の延長線上で趣味の集まりを作る。これは実際の企業文化でも珍しくない。しかもM CONNECTは、ただの飲み会仲間ではなく、車種や価値観まで共有している。社内サークルが少し濃くなっただけ、と言えばその通りだ。
車種構成も妙に本物っぽい。会社員が揃ってGT-Rやスープラに乗るより、MAZDA3やアテンザが混じり、その一方でFCやFDやロードスターに強く入れ込む人間がいるほうが、よほど現実に近い。日常と趣味がぶつかった結果としてのラインナップに見えるからだ。M CONNECTは作り物くさい名前のわりに、集団の肌触りはかなりリアルである。
④総評
M CONNECTの長所は、無理がないことだ。マツダ車で揃えた理由も、社内でつながった理由も、メンバーの温度差も、全部にそれなりの現実味がある。だから派手ではないが、印象には残る。こういうチームは強い。
弱点を挙げるなら、やはり華の薄さだろう。伝説もない。悪名もない。凶暴さもない。だが、その代わりに空気がある。
M CONNECTは首都高を支配する軍団ではない。会社の人間関係をそのまま横羽線に持ち込み、マツダ愛でまとまった、妙に生々しい会社員チームである。
