
DC2のインテグラタイプRを知るなら、まず1.8LのB18Cと軽いクーペボディの組み合わせに注目したいところです。高回転まで使うエンジンと、曲がるための車体づくりが、この車の特徴です。
基本スペック(ノーマル時)
| 項目 | スペック |
| メーカー | ホンダ |
| 駆動方式 | FF |
| エンジン | B18C ’98spec R’ 直列4気筒 NA |
| 総排気量 | 1,797cc |
| 最高出力 | 200ps / 8,000rpm |
| 最大トルク | 19.0kgf・m / 6,200rpm |
| 全長×全幅×全高 | 4,380×1,695×1,320mm |
| 車両重量 | 1,100kg |
| トランスミッション | 5速MT |
B18Cを車体全体で生かす
専用B18Cは1,797ccの自然吸気DOHC VTECで、200PS/8,000rpmを発生します。4輪ダブルウイッシュボーン、ヘリカルLSD、専用サスペンション、ボディ補強、軽量化もセットで施されました。
タイプRの開発ではNSX-Rから続く考え方をFF車に取り入れています。出力の数字だけを見るより、エンジンと車体の変更を一緒に見ると、通常のインテグラとの違いが分かりやすくなります。
1998年の改良で変わったところ
1998年1月発表の98スペックでは、等長エキゾーストマニホールド、ブレーキの大型化、16インチのタイヤとホイール、ボディ剛性の強化などが行われました。この記事の1999年モデルを探すときも、初期型と同じ条件にはしないほうがよさそうです。
1.6LのEK9と迷うなら、車体の形や排気量の違いも選ぶ手掛かりになります。どちらが上かを決めるより、使い方と好みに合うほうを考えたいですね。
古いタイプRを選ぶときの注意点
高回転を楽しむ車でも、今の状態がよくなければその良さは味わえません。改造内容、整備記録、車体の修復歴を確認し、購入後に必要な手入れも見込んでおきたいところです。快適装備や静粛性に期待する場合は、実車で納得できるかが大事になります。
中古で買うなら、いくら?(2026年10月調査)
国内の中古車情報を2026年10月24~25日に調べました。ここからは、実車を買う場合の価格の話です。金額は販売店の掲載価格で、売却時の買取額とは異なります。
DC2型インテグラタイプRの掲載例は、支払総額330万~496.1万円でした。
比較対象は1998年式の98スペック。改造内容の多い車両330万円と、ワンオーナー・フルノーマル車496.1万円で条件が異なります。1999年式限定の相場ではありません。
ここで挙げたのは、調査時に見つかった車の価格です。市場全体の平均や底値を示すものではありません。気になる車があれば、今も販売中か、整備内容と諸費用はどうなっているかも確認してみてください。
価格を調べたページ:カーセンサー:調査対象の掲載情報
