概要
- 出現エリア:横羽線 上り, 平和島PA
- チーム台数:6台
- 代表車種:日産 フェアレディZ (Z32), スバル BRZ (ZD8), マツダ MAZDA3, スズキ スイフトスポーツ (ZC33S)
チーム紹介
日本のアニメや特撮文化をこよなく愛する配信者「アニメ・レッド」ことニコラス・アンジェロが、同じ趣味を持つ仲間たちと結成したチーム。メンバーは国籍も職業もバラバラだが、「戦隊ヒーロー」という共通のテーマで固く結束している。それぞれがヒーローになりきり、決め台詞と共に首都高を駆け抜ける、極めてユニークでエンターテイメント性の高い集団。
メンバー一覧

● アニメ・レッド(ニコラス アンジェロ)チームリーダー
- 車種:FAIRLADY Z Version R TwinTurbo 2by2 (GCZ32) '98 (駆動方式:FR / エンジン:V6)
- スペック:2,960cc / 292ps (6,400rpm) / 42kgm (3,600rpm)
- 職業:配信者
- プロフィール: 日本のアニメが大好きで配信活動にのめり込み、日本へ移住。熱血漢で、配信時も主人公になりきるスタイルが人気。バトルでは自分が主人公たらんと燃え上がり、失敗を恐れない姿勢でチームを奮い立たせる。

● シティポップ・ブルー(アラン ガルニエ)
- 車種:BRZ S (ZD8) '21 (駆動方式:FR / エンジン:F4)
- スペック:2,387cc / 257ps (7,200rpm) / 28kgm (3,600rpm)
- 職業:フランス語講師
- プロフィール: フランス語講師として来日し、日本人女性と結婚。70〜80年代のシティ・ポップを好み、音を紡ぐように複雑なコース取りをするのが特徴。しかし調子に乗りすぎると集中力を欠くことも。チームの最年長。

● コス・ピンク(イレーナ キスリング)
- 車種:MAZDA3 FASTBACK 20S Retro Sports Edition (BPFJ3R) '23 (駆動方式:4WD / エンジン:I4)
- スペック:2,196cc / 268ps (6,000rpm) / 37kgm (4,000rpm)
- 職業:ヴァイオリニスト
- プロフィール: カワイイものが大好きな女性ヴァイオリニスト。ロボットアニメのコスプレでコンサートを開き、観客を仰天させたことも。パイロットスーツのコスプレでマシンに乗り込み、美しいドライビングでライバルを圧倒する。

● ニンジャ・グリーン(ケネス ゴールドバーグ)
- 車種:MAZDA3 FASTBACK 20S Retro Sports Edition (BPFJ3R) '23 (駆動方式:4WD / エンジン:I4)
- スペック:2,196cc / 268ps (6,000rpm) / 37kgm (4,000rpm)
- 職業:フリーター
- プロフィール: 忍者を志し、海の向こうからやって来た青年。"ニンジャ"が本来の姿であると理解し、秘められた「本当の力」に心酔。その力に近づくため日々鍛錬を積んでいる。走り屋の中に、ハイドロドリフトを操るという本物の忍者がいると信じている。

● カレー・イエロー(アニタ ミジャル)
- 車種:SWIFT SPORT (ZC33S) '22 (駆動方式:FF / エンジン:I4)
- スペック:1,371cc / 161ps (6,400rpm) / 27kgm (2,800rpm)
- 職業:カレー配達員
- プロフィール: 日本好きの父に連れられ、一家で移住してきたネパール人の女性。日本語学校に通っており、休日は様々な店のカレーを食べ歩いている。どんな時でも体型が変わらないのは謎。父親をハラハラさせている。

● センタイ・シルバー(カルロス エスバタス)
- 車種:SWIFT SPORT (ZC33S) '22 (駆動方式:FF / エンジン:I4)
- スペック:1,371cc / 161ps (6,400rpm) / 27kgm (2,800rpm)
- 職業:プロレスラー
- プロフィール: 日本のプロレス団体に所属するメキシコ人レスラー。リングではマスクを被る。特撮オタクで、チーム内ではシルバーという「追加戦士枠」におさまりご満悦。コンパクトカーを駆る姿はファンに固唾を飲んで見守られている。
①チームの特徴
このチームは、まず見た目で記憶に残る。外国人コミュニティからセンタイ・シルバーの呼びかけで集まり、ボディカラーは特撮の“チームヒーロー”風。各自に名乗り口上まであり、PAでポーズを決めて撮る記念写真がちょっとした名物になっているという。要するに、かなり目立つ。だが本質はそこではない。プロフィールにもある通り、マシンは新型寄りで揃えているのにパワー不足が目立ち、勝率は高くない。その代わり、チームワークだけは文句なしに強い。色物に見えて、実際は連携型の集団だ。
車種の並びも、その性格をよく表している。横羽上りと平和島PA上に現れ、フェアレディZ Z32、BRZ ZD8、MAZDA3、スイフトスポーツという構成。チーム最速はBRZのシティポップ・ブルーでスピード指標358.66、Z32のアニメ・レッドが350.65、MAZDA3勢が350.91、スイフト勢は303.81に留まる。絶対的な威圧感は薄い。だが、台数と役割で押してくるタイプだと見れば筋は通る。個の強さより、並んだ時のまとまりで勝負するチームである。
②過去作での活躍
ここは少しはっきりしている。公開されているチーム一覧では、MACHINE RANGERSはSB25、つまり2025年版のステッカーとして確認できる一方、旧作欄にまたがって並ぶチームとしては出てこない。少なくとも公開データベース上では、旧作からの継続組ではなく、2025年版で前面に出てきた新顔と見るのが自然だ。古参の看板を背負ったチームではない。新世代側の一員として現れた、かなり今風のチームである。
そのぶん、初登場から性格は明快だ。ストーリー上でも新世代側のグループに置かれており、芝居がかった見せ方、キャラクターの立ち方、そしてチームワークの良さで存在感を稼ぐ。いわば“歴史で語るチーム”ではなく、“一発で覚えさせるチーム”だ。これは古参にはない強みである。
③現実世界に存在していそうか?
いる。かなりそれっぽい。
まず人間関係が自然だ。日本在住の外国人コミュニティで趣味の濃い人間が集まり、ひとつのネタで結束する。しかもそれが特撮やアニメのような共有しやすいテーマなら、チームカラーや名乗りまで含めて一気に固まる。こういう集まりは現実にもある。車が先ではなく、趣味の延長で車チームになる感じが妙に生々しい。
車種構成も悪くない。Z32、BRZ、MAZDA3、スイフトスポーツ。統一美はないが、現実の仲間内ならむしろこのくらいのズレ方が普通だ。全員が同じ思想のスポーツカーに乗るより、好きなものを持ち寄った結果として見たほうが納得できる。だからMACHINE RANGERSは、キャラ設定こそ派手だが、集団の手触り自体はかなり現実寄りだ。
④総評
MACHINE RANGERSの長所は明快だ。覚えやすい。まとまりがある。しかも“勝率は高くないが連携は強い”という立ち位置がはっきりしている。こういうチームは、強すぎなくても記憶に残る。新顔としてはかなり得な作りだ。
弱点もまた明快で、やはり絶対性能の薄さだろう。新しい車は揃っていても、パワー不足は隠せない。だから名門の威圧感はないし、速さだけで語ると分が悪い。
MACHINE RANGERSは、首都高の強豪ではない。趣味で結束し、連携で食らいつく、新世代らしい“目立ち上手な実戦部隊”である。
