
A70後期の2.5GTツインターボRは、長いノーズの車体に1JZ-GTEを組み合わせたスープラです。A80とは違う直線的な姿や、GTとしての使い方に惹かれる人には気になる仕様でしょう。
ゲーム内の基本スペック(ノーマル時)
| 項目 | スペック |
| メーカー | トヨタ |
| 駆動方式 | FR |
| エンジン | 1JZ-GTE 直列6気筒 ツインターボ |
| 総排気量 | 2,491cc |
| 最高出力 | 280ps / 6,200rpm |
| 最大トルク | 37.0kgf・m / 4,800rpm |
| 全長×全幅×全高 | 4,620×1,745×1,300mm |
| 車両重量 | 1,500kg |
| トランスミッション | 5速MT |
1990年に加わった1JZ-GTE
A70は1986年にセリカXXから独立したスープラとして登場し、4輪ダブルウイッシュボーンを採用しました。1990年の改良では2.5L直列6気筒ツインターボの1JZ-GTEを追加し、280PSを実現しています。
2.5GTツインターボRではビルシュタイン製ダンパーやトルセンLSDを組み合わせました。エンジンだけでなく、後期の足回りと駆動系も見ておきたいところです。
実車の2.5GTツインターボRを細かく見る
ゲーム内では5MTの仕様ですが、実車の2.5GTツインターボRには5MTと4ATが設定されていました。Rの装備は名前だけの飾りではなく、レカロシート、ビルシュタイン製ショック、トルセンLSD、MOMO製ステアリングとシフトノブ、専用ホイールが標準。中古車では、年式や仕様を見ながら純正装備が残っているかを確かめたいですね。トヨタ GAZOOのA70型スープラ・グレード情報
1JZ-GTEは2,491ccの直列6気筒DOHCで、最高出力280PS/6,200rpm、最大トルク37.0kgf・m/4,800rpm。トヨタは1990年の仕様変更時、広い回転域での応答を狙ったエンジンとして紹介しています。セラミックタービンを使うツインターボ、容量の大きいインタークーラー、ターボに合わせて設計した排気系など、最高出力の数字だけでは見えにくい工夫もありました。トヨタ「スープラの一部改良」発表資料
ここでいうツインターボは、後の2JZ-GTEで知られるシーケンシャル制御とは別物です。トヨタの技術史では、1JZ-GTEのCT12Aは2基が常時作動し、2JZ-GTEの「2Wayツインターボ」は低速・低負荷では1基、高速・高負荷では2基を作動させる方式と説明されています。同じ“ツインターボ”でも、仕組みを一緒くたにすると話がずれるところです。トヨタ自動車75年史・エンジン技術
A70は長いノーズと短いデッキのFRクーペで、1990年の2.5L車追加時点ですでに標準ボディとワイドボディ、ノーマルルーフと脱着式のエアロトップが選べました。2.5GTツインターボRの「R」は、足回りと駆動系、運転席まわりをまとめてスポーツ寄りにしたグレードです。車両重量や装備はボディ形状・変速機・年式で変わるため、ゲームの表記をそのまま実車の全個体に当てはめないようにしたいところ。トヨタ GAZOO カタログ
Turbo Aとは別の仕様として見る
1988年には競技を目的とする3.0GTターボAが500台限定で登場していますが、1JZを使うこの記事の仕様とは別です。A70の歴史を読むときは、排気量やグレードを分けると整理しやすくなります。
今の中古車には改造内容の大きいものもあります。エンジンやタービンの変更、ボディ、足回りの状態を確認し、純正に近いGTを楽しみたいのか、改造車を選びたいのかを決めて探したいですね。
中古で買うなら、いくら?(2026年10月調査)
国内の中古車情報を2026年10月24~25日に調べました。ここからは、実車を買う場合の価格の話です。金額は販売店の掲載価格で、売却時の買取額とは異なります。
JZA70スープラ2.5GTツインターボRの掲載されていた車は、支払総額458万円でした。
1992年式で3.0L化・HKSタービン等の改造を伴う車です。1993年式や純正状態の相場とは同じ条件では比べられません。2.0LのGA70やリミテッドは分けてください。
ここで挙げたのは、調査時に見つかった車の価格です。市場全体の平均や底値を示すものではありません。気になる車があれば、今も販売中か、整備内容と諸費用はどうなっているかも確認してみてください。
価格を調べたページ:カーセンサー:調査対象の掲載情報
