ライバルチーム

Free Way考察|GT-Rを並べれば格が出ると思っている、首都高のプライド過剰集団

概要

  • 出現エリア:新環状 右周り, 芝浦PA
  • チーム台数:8台
  • 代表車種:日産 GT-R (R35), 日産 スカイラインGT-R (BNR34, BNR32)

チーム紹介

女性スキャンダルで失脚した元人気タレント「蒼い彗星」こと小山晴彦が、再起をかけて結成したチーム。メンバーは店舗プロデューサーやアナウンサーなど、メディアやビジネスの世界で活躍する華やかな顔ぶれが揃う。チームの象徴は、R35、R34、R32と、三世代にわたる歴代GT-R。それぞれが強いプライドとこだわりを持ってチューニングされたGT-Rを駆り、首都高という名のフリーウェイを支配する。


メンバー一覧

蒼い彗星(小山 晴彦)チームリーダー

  • 車種:NISSAN GT-R Premium edition (R35) '17 (駆動方式:4WD / エンジン:V6)
  • スペック:3,799cc / 570ps (6,800rpm) / 65kgm (5,600rpm)
  • 職業:タレント
  • プロフィール: かつてはテレビで活躍した占い師。女性スキャンダルで活動休止に追い込まれたが、「恋愛予報士」として再起。愛車をR35に乗り換え、フルチューンを施した。徹底的に軽量化したボディによる爆発的な加速はまさに圧巻。

シルバーフォックス(山田 剛)

  • 車種:NISSAN GT-R Premium edition (R35) '14 (駆動方式:4WD / エンジン:V6)
  • スペック:3,799cc / 550ps (6,400rpm) / 65kgm (5,600rpm)
  • 職業:店舗プロデューサー
  • プロフィール: 数々のレストランをプロデュースしてきた希代の才人。成功の証としてGT-Rに乗り換えた。バトル開始時には先行を避け、中速域から一気にオーバーテイクする「獲物を狙う狐」のスタイルを貫く。R35乗りとしてのプライドも芽生えている。

オレンジヘッド(宇津井 忠志)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 368ps (6,800rpm) / 55kgm (4,000rpm)
  • 職業:プログラマー
  • プロフィール: BNR34のポテンシャルに惚れ込み、<ROLLING GUY>のリーダーと同じマシンを購入。以前のマシンとパワー差に苦労していたが、昨年に走り込みで完全に乗りこなした。普段は大人しい性格だが、走ることになると人が変わる。

アルティメットキラー(飛山 一郎)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 368ps (6,800rpm) / 55kgm (4,000rpm)
  • 職業:乳製品会社の経営係
  • プロフィール: 鉄道運転士として長年のキャリアを持つ、生真面目な男。新人には安全運転と時刻管理の重要性を説く厳格な先生。愛車BNR34への絶対的な信頼を抱える。プレッシャーに弱く、優柔不断な感覚に悩まされることもある。

クリスタルナイツ(三本木 玲次)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 368ps (6,800rpm) / 55kgm (4,000rpm)
  • 職業:トリマー
  • プロフィール: クリーンなバトルを信条とする精神科医あふれるドライバー。非常に冷静沈着な走りで、先行しても油断しても高い次元で安定しており、弱点は少ない。ただ性格的に融通の利かない一面があり、一時期はそれがもとで仲間との関係が変化してしまった。

ピュアホワイト(中野 健二)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) '00 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 341ps (6,800rpm) / 50kgm (4,800rpm)
  • 職業:アナウンサー
  • プロフィール: キー局勤務の新人アナウンサー。「蒼い彗星」と知り合い、意気投合してチームに参加。父親の影響でGT-Rへのこだわりがあり、父親から譲り受けたBNR34を丁寧にチューニングしている。愛嬌のある今時の好青年。

アクセルジャンキー(福井 尚弘)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR32) '94 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 362ps (6,800rpm) / 49kgm (4,000rpm)
  • 職業:自動車部品店の店員
  • プロフィール: 自動車用品店で働いており、仲間だけでなく、対立するチームメンバーにも格安でパーツを提供している。その走り屋の鑑としての口コミで広がり、吊り上げを伸ばしたことが評価され、昨年店長に昇格した。

ハイウェイボンバー(和田 結城)

  • 車種:SKYLINE GT-R V-spec II (BNR32) '94 (駆動方式:4WD / エンジン:I6)
  • スペック:2,568cc / 362ps (6,800rpm) / 49kgm (4,000rpm)
  • 職業:食品メーカー兼飲食店オーナー
  • プロフィール: パーツに資金をつぎ込んだ結果、ローン地獄に陥ってしまった。一念発起して起業を決心すると、食品メーカーでの経験を活かし飲食店を開業。その際に「シルバーフォックス」に店舗をプロデュースしてもらいビジネスは初めてで忙しく軌道に乗った。

①チームの特徴

Free Wayは、新環状右回りと芝浦PAに現れる8台編成。代表車種はR35 GT-R、BNR34、BNR32。つまり、ほぼ“日産GT-R博覧会”である。軽量FRの妙味も、腕でねじ伏せる古典芸もない。選んだ答えは単純だ。強い車に乗る。速い車を並べる。GT-Rの看板で黙らせる。

もちろん、それ自体は悪くない。GT-Rは日本のスポーツカー文化において、間違いなく強い記号だ。だがFree Wayの場合、その記号に少し寄りかかりすぎている。現行プロフィールでも、日本を代表するスポーツカーに乗る誇りが強く、その名誉を汚す行為を嫌うチームとされている。聞こえはいい。だが言い換えれば、少々うるさいGT-R原理主義者の集まりでもある。車は立派だ。問題は、乗り手の自尊心まで過給されている点だ。

②過去作での活躍

Free Wayは古い。チーム一覧でも初代、2、0、X、2025年版にまたがって確認できる、シリーズ常連のひとつだ。初代ではTYPE-R系中心の9人チームとして扱われていたが、『首都高バトル2』や『0』ではR32、R33、R34系中心のチームへ変化し、パワーに物を言わせる乱暴な走りのイメージから、他の走り屋には嫌われていたとされる。つまり昔から“きれいに速い名門”ではない。かなり昔から、強い車で押す嫌われ役だった。

『Import Tuner Challenge』では、GT-R乗りが自然に集まったチームとされ、日本を代表するスポーツカーに乗る誇りを持ち、パーツ交換などで互いに助け合う一方、他チーム、特にROLLING GUYとは仲が悪いと説明されている。2025年版でもその因縁は続き、ROLLING GUYを無断離脱したメンバーを受け入れたことで関係がさらに悪化したとされる。筋を通すチームに見えて、他所の揉め事を拾って火種を大きくしている。なかなか面倒な古参である。

③現実世界に存在していそうか?

かなり、いる側だ。
GT-R乗りがGT-R乗りを呼ぶ。これは現実でもよくある。R32、R34、R35が並べば、それだけで空気はできる。しかも車両価格も維持費も安くない。自然とプライドの高い連中が集まりやすい。Free Wayの“排他的だが内輪の結束は強い”という性格は、かなり現実味がある。

ただし、現実にいたら少し近寄りにくいチームだろう。GT-Rというだけで会話の温度が上がり、R32かR34かR35かで妙な序列が生まれ、他車種乗りには見えない壁ができる。車好きの集まりとしては自然だが、外から見ると少々しんどい。GT-Rの威光は強い。だが、威光を背負いすぎると人間のほうが小さく見える。

④総評

Free Wayの長所は、看板の強さだ。
R32、R34、R35。これだけで記事になる。これだけで読者は反応する。車種選びに迷いがなく、首都高のチームとしての存在感も十分にある。古参としての履歴もあり、ただの新興GT-Rサークルではない。

弱点は、そのまま鼻につくことだ。
GT-Rに乗る誇りは分かる。だが誇りが過ぎると、ただの面倒な車種マウントになる。Free Wayは速い。歴史もある。だが、どこか“車の格を自分の格と混同している”匂いがする。
Free Wayは、首都高の名門GT-R軍団である。同時に、GT-Rという看板に少し甘えている、プライド過剰な古参チームでもある。

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