ライバルチーム

RED POLLUTION(レッドポリューション)


概要

湾岸線・東行きを中心に暗躍する凶悪チーム「RED POLLUTION」。
リーダー「マッドストレンジャー」を筆頭に、元極悪チーム出身の猛者や、海外からの流れ者、モデルや飲食業経営者など、多彩で危険な経歴を持つメンバーが揃う。
その走りはまさに「汚染」。ライン妨害・接触・煙幕など、常識外れの戦法で首都高を荒らす姿は悪名高く、挑む者に恐怖を与えている。

  • 出現エリア:湾岸線 東行き
  • チーム台数:6台
  • 代表車種:レヴォーグ VMG、シルビア S15/S13、インプレッサ GC8/GDB、トヨタ 86 など

メンバー一覧

マッドストレンジャー(リーダー)

  • 車種:SUBARU LEVORG 2.0GT-S EyeSight (VMG) '15
  • プロフィール
    チームを束ねるリーダー。勝負時にはライン取り妨害やバーンアウトで煙幕を張るなど、異常な戦法を好む。常識外れの危険な走りで湾岸線を支配する。

プライドキラー

  • 車種:NISSAN SILVIA spec-R AERO (S15) '99
  • プロフィール
    チームのナンバー2。冷酷な狩人のような走りで、相手のミスを誘い接触戦に持ち込む。リーダーへの忠誠心は厚く、陰の実力者として恐れられる。

密林のテキーラ

  • 車種:SUBARU IMPREZA WRX TypeR STi Ver.VI (GC8) '99
  • プロフィール
    「エロかわいい」を自称する紅一点。小悪魔的な戦法で相手を翻弄し、隙を突いて勝負を決める。TVにも出演するほどの有名人でもある。

スパイクムーン

  • 車種:SUBARU IMPREZA WRX STi V-Limited (GDB) '03
  • プロフィール
    見かけは気弱だが、実は狡猾。後方から圧をかけ続け、相手がミスする瞬間を逃さない。トルク重視のセッティングで持久戦を得意とする。

アーミージョー

  • 車種:NISSAN SILVIA K's (PS13) '91
  • プロフィール
    元米軍出身のアメリカ人。日本の走り文化に憧れて参戦。仲間をまとめるムードメーカーだが、戦いでは真正面から挑み、パワフルな走りで観客を沸かせる。

暴走バレル

  • 車種:TOYOTA 86 GT (ZN6) '12
  • プロフィール
    チームに最近加入した新鋭。荒削りだが豪快な走りで一気に頭角を現した。暴走気味なアタックスタイルで注目を集めつつある。

速さではなく“汚さ”で首都高を荒らす、湾岸東の害悪集団

RED POLLUTIONは、2025年版では湾岸線東行きに現れる多国籍チームとして描かれています。4年前、Phantom9の襲来で敵対チームが壊滅した隙に勢力を広げた存在で、評判は最悪。とにかくパワー重視のマシンに乗り、耐久性を無視した雑なチューニングと、人目を気にしないダーティーな走りで相手を痛めつけるのが特徴です。しかも設定上、車はモンスター級でも腕そのものは大したことがないとまで書かれている。ここが実にこのチームらしいです。ハイレベルな職人集団ではなく、乱暴で悪質だから目立っているだけの集団なのです。

過去作との比較

昔から汚かったが、今作では“腐った組織”として完成してしまった

過去作のRED POLLUTIONは、『首都高バトルX』では“外国人だけで構成されたチーム”で、パワー偏重、耐久性軽視、メンバー同士の交流は希薄、年に1〜2回しか集まらないようなバラバラの集団でした。PA情報では「勝つ助けになるルールしか守らない」が信条とまで言われ、チームの実態を知らずに入ってしまったせいで、クリーンに走る一部メンバーが困っているという話まで出ています。つまり昔のRED POLLUTIONは、悪質ではあるが、組織としてはかなり雑で、ただ荒っぽい外国人集団でした。

それが2025年版では、ただの寄せ集めでは終わっていません。リーダーのマッドストレンジャーは、今もカジノディーラー兼オーナーとして黒い噂を背負い、目の前でバーンアウトして煙幕を張るような露骨な妨害まで行います。ナンバー2のプライドキラーは元・最悪チーム出身で、リーダーに媚びながら乗っ取りを狙い、先行後はひたすらブロックと幅寄せ。つまり今のRED POLLUTIONは、昔の“まとまりのない悪党集団”が、少しだけ組織化された代わりに、内部まで腐ってきた状態です。仲が悪いのに、悪質さだけは共有している。そこがかなり嫌らしい。

しかも車種の変化も分かりやすいです。『X』当時のマッドストレンジャーはBNR34 GT-R、密林のテキーラはGCZ32フェアレディZという、いかにも分かりやすい“高額・高威圧”な構成でした。対して2025年版では、リーダーがLEVORG VMG、ナンバー2がS15、ほかにGC8、GDB、S13、86まで混ざる布陣になっています。昔のような“分かりやすく高い車で脅す悪党”から、今はもっと雑多で、手に入る強い車を乱暴に使い倒す連中へ変わったわけです。派手さは少し減ったが、生々しさは増しています。

車種の特徴

美しい構成ではない。だが“乱暴に速そう”という一点では妙に筋が通っている

2025年版のRED POLLUTIONは、LEVORG VMG、SILVIA S15、IMPREZA GC8、IMPREZA 2003、SILVIA S13、86 ZN6という構成です。レイアウトも世代も思想もバラバラですが、共通しているのは見た目より加速と押しの強さを優先できそうな車ばかりだということです。VMGとS15がチーム上位で、スピード指標はそれぞれ280.86と281.46。GC8が266.12、ZN6が259.49、GDBが248.63、S13が246.54と続きます。数字だけ見れば、湾岸東の怪物チームというほどではありません。つまりこのチームは、絶対的な速さで圧倒するのではなく、加速と威圧感と汚い手で“強そうに見せる”側だと考えたほうがしっくりきます。

ここがこのチームの面白いところです。
LEVORGやインプレッサ系で4WDターボの押しを確保しつつ、S15やS13で幅寄せやブロックのいやらしさを出し、86まで混ぜている。綺麗なチームカラーではありません。ですが、“乱暴に前へ出るための道具箱”として見ると妙に納得できる構成です。美学ではなく実害。RED POLLUTIONの車種選びは、まさにそこです。

辛口評価

怖いのは実力ではなく、恥を知らないこと

辛口に言えば、RED POLLUTIONは強豪ではなく迷惑集団です。
設定上すら「腕は大したことがない」と書かれているのに、煙幕、接触、ブロック、幅寄せ、初心者狩りで勝ちを拾いにいく。これはもう“ダーティー”というより、下手な連中がルール外で補っているに近い。走り屋として格好いい要素はほとんどありません。恐れられているのは速いからではなく、まともに相手をするのが馬鹿らしいからです。

しかもチームとしても終わっています。
過去作の時点でメンバー同士の交流は薄く、年に1〜2回しか集まらないとされていましたが、2025年版ではナンバー2が乗っ取りを狙っている。つまり結束で強いのではなく、利害と悪意でたまたま同じステッカーを貼っているだけです。DEPARTURESのような“壊れかけの大人チーム”とも違う。あちらにはまだ元の理念がありましたが、RED POLLUTIONは最初から最後まで低俗です。そこは一周回って潔いですが、褒める気にはなりません。

現実世界に存在した?

“いた”とは思う。ただし、ここまで濃縮するとゲームになる

現実にこういう集団がいたかと言われれば、かなり“いた”側です。
夜職、バー経営、モデル、ジムトレーナー、バーテンダー、小説家。そういう夜に動く人間や、妙に自尊心の高い人間が湾岸エリアでつるみ、車と危険運転で自己演出する――これは現実にも十分ありえます。特にリーダーがカジノバー絡み、バーテンダーがその店勤務、モデルがメディア露出までしているあたり、**“表の顔と裏の顔を両方持つ夜の集団”**としての生っぽさはかなりあります。

ただし、現実はここまで悪役として綺麗には揃いません。
煙幕まで張るリーダー、初心者狩りと乗っ取りを企むナンバー2、接触上等のモデル、チーム内の空気の悪さ。これはさすがにゲーム的な濃縮です。だからRED POLLUTIONは、実在しそうな湾岸の厄介者たちを、首都高バトル用に毒々しく煮詰めたチームと見るのがちょうどいいです。現実味はあるが、そのまま実話っぽくはない。この“ちょっとやりすぎ”の加減が、むしろこのチームの魅力です。

総評

RED POLLUTIONは、美学のない悪役です。
速さで魅せるわけでも、統率で唸らせるわけでも、信念で貫くわけでもない。やっていることはひたすら汚く、内部も決して健全ではない。それでも湾岸東で悪名が先に立つのは、“勝ち方の汚さ”をチームの個性として徹底しているからです。そこは雑なようで、実はかなりはっきりしています。

辛口で締めるなら、
RED POLLUTIONは“首都高の強敵”ではありません。
**“首都高に撒き散らされた悪意そのもの”**です。
だから格好よくはない。
でも、嫌な意味でよく出来ています。

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